2023年から山にハマった30代ドM女子のトレイルランニング・登山記録

【スパルタンレース】国内最強コース!スパルタン新潟 BEAST(ビースト) 21KM/30障害物 2024/09/14(土) レースレポート/全障害物紹介

はじめまして!2023年から山にハマり、週末は登山やトレイルランニングを楽しんでいる30代トレラン女子、『やまりこ』と申します。
今回は国内でも最難関といわれている新潟、ガーラ湯沢スキー場で行われたスパルタンレース、21kmのBEAST(ビースト)のコースに参加してきましたので、そのレースレポートと全障害物の紹介をしていきたいと思います!

目次

コース・MAP・大会情報

出場クラスに関して

  1. BEAST 21km 30の障害物
  2. SPRINT 5km 20の障害物

スパルタンレースは距離によって名称が変わります。
年によって多少の変動はあるのですが、国内では大体3つのクラスのレースが開催されており、5キロが一番短い距離でSPRINT(スプリント)といい、次に今回新潟にはなかった10キロのSUPER(スーパー)、国内では今のところ新潟でしか開催されていない、一番距離が長くてキツい21キロのBEAST(ビースト) この3つがあります。

さらにレースの参加形式も選べて、基本的には一人で参加するCompetitive heat(以前はエリートと言いました)と、チームで出場可能なOPEN(オープン)という参加方法があります。


今回私は、21キロで30の障害物があるBEASTのCompetitive heatに一番下のクラス(8:30出走)で参加してきました。

※Competitive heatは実力がある人ほど早い時間でエントリーできる仕組みです

コースマップ

コースマップは大会公式が公開しているPDFがあるのですが、今は閲覧できます。そのうちリンクが切れてしまうかもしれません

コースマップ

歩行時間5:59:10 (約6時間)
歩行距離21km
累計登り計測忘れましたすみません

スパルタンレースに関して


実は私、スパルタンレースに2022年から挑戦しておりまして、スパルタン女子でもあります。
そもそも、トレイルランを始めたきっかけが忘れもしない2022年9月、この新潟の大会でした。
その時は5キロのコースに出たのですが、山の傾斜がキツすぎてまったく進めず、自分の力不足を認識し打ちのめされ、その時に山で鍛える必要性を感じたのがきっかけです。

トレラン歴1年には満たないまでも、2年前よりかは少しは山に慣れているはず・・・!果たして結果はどうだったのか・・・!

全障害物を順を追って紹介いたします

障害物一覧

気になる障害物がある方は下のリストからクリックすると詳細へ飛べます

①4ft wall4フィートウォール4ft = 120cmくらいの板の壁
②6ft wall6フィートウォール6ft = 180cmくらいの板の壁
③Cord crawlコードクロール紐をくぐります
④Plate dragプレートドラッグプレートを引いて元の位置に戻す
⑤Vertical cargoバーティカルカーゴジャングルジムの壁バージョン
⑥Monkey barモンキーバーうんていのヤバいバージョン
⑦Inverted wallインバーテッドウォールななめの壁
⑧Atlas carryアトラスキャリー石球を運ぶ
⑨Hurdlesハードル木のハードルを3回飛ぶ
⑩OUTオーユーティー壁を越えて、くぐって、通り抜ける
⑪A frame cargoエーフレームカーゴA字型のジャングルジムみたいなやつ
⑫Rope Climbロープクライムロープを垂直に上る(3~4mくらい?)
⑬Z wallゼットウォール屏風型の壁を落ちないように渡る
⑭Hercules hoistヘラクレスホイスト重りをロープで垂直に持ち上げる
⑮Multi rigマルチリグぶら下がってる輪っかを使って進む
⑯Sand bag carryサンドバッグキャリー砂袋運ぶ!
⑰Spear throwスピアスロー槍投げ!
⑱Bucket carryバケットキャリー石ころが入ったバケツを運ぶ
⑲Barb wire crawlーブワイヤークロール有刺鉄線の下を進む
⑳Olympusオリンパス斜めの壁を横断
㉑Benderベンダーななめのろくぼくみたいなやつ
㉒Tyrolean Traverseチロリアントラバース綱渡り!
㉓Twisterツイスター激ムズ回るうんてい
㉔Armerアーマー持ち手がついた石球を運ぶ
㉕7ft wall7フィートウォール7ft = 210cmくらいの板の壁
㉖8ft wall8フィートウォール7ft = 240cmくらいの板の壁
㉗Jerry can carryジェリー缶キャリー水が入った袋を運ぶ
㉘Stairway to spartaステイウェイトゥースパルタ壁+ろくぼく みたいなやつ
㉙Slip wallスリップウォール滑り台逆から登るみたいなやつ
㉚Fire jumpファイアージャンプお決まり、最後の障害物!
スパルタンレースでは障害物のことを、Obstacle(オブスタクル)=オブスタ といいます。
仲間と出場する際なども、「次のオブスタまであとどれくらいかな~」とか言ったりすると素人感はなくなるのでかっこよく使ってみてください

それではひとつひとつ障害物をみていきましょう

①4ft wall(4フィートウォール)

4ft = 120cmくらいの板の壁

②6ft wall(6フィートウォール)

6ft = 180cmくらいの板の壁

①と②の障害物に関しては、連続して出てくるのでまとめて紹介させていただきます。
4フィート、120cmくらいの壁と6フィート、180cmくらいの壁を越えます。

オープンの場合、障害物も協力して突破することが許されているので仲間と助け合って足場を作ったり押し上げてもらったりできるのですが、ひとりで出ている場合ひとりで乗り越えなければいけません。

一番最初にスパルタンに出場したとき、目の前を走っていた女性が、最初の障害物である4フィートウォールを乗り越えようとしたときに膝を強打してそのまま担架で運ばれていった・・・ということがありました。
最初の障害物なのでテンションが上がるのですが、怪我のないように冷静さも忘れずに楽しみましょう・・・

③Cord crawl(コードクロール)

紐をくぐります

下から見た図。
これは有刺鉄線と違って紐に引っかかってしまっても服が破けたり負傷したりしないので、気楽にいきます。

上から撮った図です。下から見るより傾斜がわかりやすいかも・・・?

下から上に向かって四つん這いもしくはほふく前進で細い紐をくぐるのですが、ここまでで足腰やられているので低い姿勢がかなり辛い、、、
私は身長が低いので四つん這いで通れました。これは身体が大きい男性などは不利かもしれません。

四つん這いになったときにポケットから小物やゴミが落ちやすいので、気を付けてください!!
疲れて判断力が落ちていますが、一度ポケットの中身や、ザックのチャックがしまっているかなど、確認してからチャレンジすることをおすすめします

④Plate drag(プレートドラッグ)

プレートを引いて元の位置に戻す

女性と男性で重さが違います。
ボランティアスタッフの方が案内してくださるので、女性は女性、男性は男性のエリアに移動します。
地面にデコボコや穴があると引っかかってしまって動かなくなる時があるので、私はいつも始める前に地面をよく見て、なるべく平らな土地の重りを引くようにしています。
最初はロープの端に立ってロープを引き、プレートの重りが入ったかごをロープの始点まで移動させます。
そこまでいったらそれで終わりではなく、今度は反対側に鎖の持ち手がついているのでその持ち手をつかみ重りを引いて、最初の場所まで重りを戻さないといけません。

私はロープは一度つかんだら仰向けに寝るまで全体重をかけて引くので往路は苦労しないのですが、復路は一度くぼみなどに引っかかってしまうと動かすのが難しくなってしまうので、復路は止まることがないように一気に移動させることを心掛けています。

⑤Vertical cargo(バーティカルカーゴ)

ジャングルジムの壁バージョン

登って乗り越えておりるだけなので難しくはないオブスタです
一番上からの眺望が最高だったので少し止まって景色を楽しんでしまいました。

な~んだ、簡単じゃん!と油断して最後にジャンプして着地したりすると、その瞬間に足を攣る危険性があるので、乗り越える系の障害物は最後の着地に気を付けてください。
自分で思っているより足にきています、そして、攣る瞬間は突然やってきます・・・
私はすべての障害物の終わりはなるべく両足で着地するように気を付けています。
そのおかげか、今まで足を攣ったことはありません。
テンションが上がってしまいますが、そこはグッとこらえて最後まで足を温存しましょう。

⑥Monkey bar(モンキーバー)

うんていのヤバいバージョン

モンキーバーは大会によってバーの間隔が狭かったり、広かったり難易度が地味に変わります・・・

今回は段差がありました
私はクリアできませんでした・・・涙
三本目くらい進んだところで虚しくも落下、悔しさで叫びながら右側に用意してあったペナルティループへと進みました

ペナルティループとは・・・
スパルタンレースでは障害物がクリアできなかった場合、罰ゲーム、ペナルティが用意されています。
今回私が出場したのはCompetitiveだったのですが、その場合はペナルティループ、障害物の近くに罰ゲーム用のルートが用意されているのでそこを走ります。
OPENの場合、ループではなく罰ゲームとして有名なバーピージャンプを30回!仲間とシェアしてもいいので気持ち的には楽だと思います。悔しさを噛みしめ、次は絶対クリアするぞと誓いながら、罰ゲームも楽しみましょう!バーピーで伏せた際は、地面に胸をつけるのがルールです!胸をつけるのを忘れずに!
 

⑦Inverted wall(インバーテッドウォール)

ななめの壁

私は大体、上から一段目の板に左手をかけ、下から一段目の板に右足をかけ、反動をつけながら思い切って右手をブン!と壁の一番上にかけます。
一番上の壁の端に一回手が引っかかれば、あとは登れるので落ち着いてよじ登ってください。

壁がななめなので、登りきると反対側はすべり台のようになっています。
最後ジャンプしたくなるのですが、これもへんな降り方をすると足を攣る原因になるので、なるべくジャンプせずに慎重に壁からおりてください。

⑧Atlas carry(アトラスキャリー)

石球を運ぶ

全体図撮り忘れていました・・・
キャリー系(持ち運び系)の障害物は、男性と女性で重さが違うので場所が分かれています。

こちらは女性用の赤い球。男性は黒です。
男性のは本当に重そうで、よく球の下敷きになって潰れている人を見かけます・・・
男性用が50キロくらい、女性用が35キロくらいあるそうです

最初、持ち上げるのが大変なのですが
私の場合はかかとを立てた正座の姿勢になって、球を自分のほうに転がし太ももの上に乗せます。
太ももの上にのせたら球の下を手で持つのではなく両腕か手のひら同士を組むようにして球が落ちないように支えます。(※手で持つと腕力がやられてしまうので途中でもたなくなる)
腕の支えが作れたらそのあと脚力で頑張って立ち上がり、少し前かがみになって太ももの上に球をのせ、足でも球を支えつつ、膝から下だけを動かしてちょこちょこ前に進みます。
こうすると腕の負担を減らせますし、腕力がもたずに途中で球を落とすこともなくなるので、やってみてください

⑨Hurdles(ハードル)

木のハードルを3回飛ぶ

これ・・・高さどれくらいなんでしょう。110cmくらいですか
女性の場合はジャンプしておなかを先に乗せてしまえば、あとは足をあげて乗り越えられると思います。
私はやったことがないですが、逆上がりバージョンでトライしている人もいますね!

足攣りゾーン!!
ハードル自体はそんなに難しくないのですが
飛び上がった時、今までひたすら虐められていた足からフッと力がぬけた瞬間に、攣る!!
着地もできれば両足で。お気をつけください

⑩OUT(オーユーティー)

壁を越えて、くぐって、通り抜ける

写真では見づらいですが、最初の壁がT、壁の下をくぐり通り抜けるのがU、一番最後に壁の穴を抜けるのがO・・・ですかね
壁の下をくぐりぬけるやつは、間違えて乗り越えようとすると有刺鉄線が刺さるので気を付けてください。

⑪A frame cargo(エーフレームカーゴ)

A字型のジャングルジムみたいなやつ

これは高所恐怖症などではない限り登っておりるだけなので特に難しいことはないのですが、
私は前向きに登って、体を反転させずにそのまま前向きに下りる派です。
どこか一本道を決めて、まっすぐのフレームのひとつに腰をおろしてそのまま滑り台を滑るように、ずるずる滑りおりています。無駄に腕を使わないので腕力を温存したい方にはおすすめ。

⑫Rope Climb(ロープクライム)

ロープを垂直に上る(4mくらい?)

私の得意種目です
ロープは足のかけ方さえ覚えてしまえば女性でも楽に登れます。
ロープが結構固いので、登り始める前になるべく変なクセのついていないまっすぐなロープを選ぶようにしています!
腕だけでいける男性はいいのですが、後の障害物のことも考えると腕だけでいかず、足もちゃんとロープにかけて登るほうがいいと思います。これも着地の瞬間に足を攣りやすいので要注意。

⑬Z wall(ゼットウォール)

屏風型の壁を落ちないように渡る

壁に出ているかまぼこ板のようなものを伝って反対側まで横移動します。
最後の鐘を鳴らしてクリア。
壁の上に手をつくのは禁止ですので気を付けてください。
腕ではなくなるべく足で支えるようにしないと、急にうっかり手に力が入らなくなって落ちる、というようなことになります。

壁はどちらの側を使ってもいいのですが、
右手を先に出したい人は壁の右側、左手を先に出したい方は壁の左側の面を使ってください
どちらがやりやすいかは、人によると思います。
私は今回左手を先に出すほうでトライしました。左手を出している間、右手のほうが支えていられるかなと思ったので

足攣りゾーン!!
これも普段やらないような微妙な角度に足先を伸ばしてピーンと張っていると、足攣りの原因になるので気を付けてください。
途中で足を攣って、「ぐああ!!」と叫ぶ声が壁の向こうから聞こえてきます

⑭Hercules hoist(ヘラクレスホイスト)

重りをロープで垂直に持ち上げる

滑車から垂らされたロープの先に、重りがついています。

これも男女分かれていますので、案内に従ってください。男性が黒で、女性が赤の重りです。
そのままうしろに下がって引っ張る人もいるみたいですが、私の場合柵に片足をかけ、両手をロープにかけてそのまま全体重をかけて背中が地面につくまで、寝るまで引きます。
そして体を起こしつつロープを辿り、また上までいったら体を寝かせて引きます。
このやり方を3回~4回くらい繰り返すと一番上まで持ち上げられるので、そこまでいったら片足でロープを踏みながら慎重に重りをおろします。

おろすとき注意!!
係の方が何度も注意してくださいますが、重りをあげて終わりではありません、
この障害物の難しいのはおろすときです。
ロープから手を離して、重りが落ちたときに「ドスン」と音がなってしまったら失格になります。
私はロープを踏んで自分の体重でロープをおさえながら、慎重におろすようにしています(踏んでおけば、万が一手に力が入らなくなってロープを離してしまっても、自分の体重でロープをとめておくことができるため)

⑮Multi rig(マルチリグ)

ぶら下がってる輪っかを使って進む

看板と障害物が遠くて、看板をいれようとしたら障害物が見えなくなってしまいました・・・

拡大版。
見えますか?ぶら下がる輪っかが。

私はこれ、けっこう好きです。
腕を曲げて進むパワー系のやり方をしている男性も見かけますが私はできないので、
腕をまっすぐ伸ばしてテナガザルになったつもりで振り子の要領でけっこう腕を下から振り回しながらリズムよく次の持ち手に捕まって進みます。
もし掴みそこねても、焦らずそのまま身体がもう一振りするのを待って、次の輪っかに身体が一番近いところまで振れたタイミングで輪っかを掴みにいくようにすれば、落ちることはないと思います。

⑯Sand bag carry(サンドバッグキャリー)

砂袋運ぶ!

女性は赤、男性は黒の砂袋を運びます。
これ、不安定だから指を使って掴みたくなるんですけど、首の上で背負うようにしたらなるべくバランスを取りながら進むようにして、手のひらで支えるようにしたほうがいいです(特に握力に自信のない人は)
指で掴んでいると地味に握力が削られてしまうので、その後に握力をとっておきたい方はなるべく握力を使わないように気を付けてください。
私は腕や握力を温存したい派なので、前で抱えて持つのもおすすめしません!

⑰Spear throw(スピアスロー)

槍投げ!

私の中では一番「ザ!スパルタン!」という気分になる、一番ドキドキワクワクな障害物です。
今までの人生の中で槍を投げるなんて経験ありましたか?(陸上部だったらあるのかも)
私はスパルタンに出るまで一切ありませんでした

今回私はなんと。。。的中しています!わー!(拍手)

ひとりで「やったー!!」と喜んでいたら、後ろで見ていた男性が「すごいですね!」と話しかけてくださいました。ありがとう男性。喜びが爆発していたので見ていてくださってうれしかったです

⑱Bucket carry(バケットキャリー)

石ころが入ったバケツを運ぶ

こちらも重量種目なので男性が黒、女性が赤のバケツを運びます。
中には石が入っていて傾けるとゴロゴロ音がします。
これもサンドバッグキャリー同様、私は首の上に乗せてなるべく握力を使わないようにしています。

⑲Barb wire crawl(バーブワイヤークロール)

有刺鉄線の下を進む

地味にキツいで有名なバーブワイヤークロール、有刺鉄線の下を屈んで進みます
ほふく前進タイプの人と、真横に寝てゴロゴロ回って進むローラータイプの人がいますが、
私はローラーで進む派です・・・。楽なので・・・。

ローラーで進む場合は、ずっと同じ向きだと目が回ってくるので、途中で頭の向きを反転させて、回る向きを変えることをおすすめいたします

ココ、写真撮影スポットになっているので写りたい方はやり始める前にヘッドバンドの番号がちゃんと見えているか確認してください!
あと、ここでもいろいろ物を落としがちなので気を付けてください

⑳Olympus(オリンパス)

斜めの壁を横断

ボルダリングのホールド、穴、鎖を掴んで横に進みます。足が落ちたらアウト!
コレ、足の位置をなるべく高く保つのがコツなんですが今回うまくいかず、ペナルティになってしまいました・・・泣

㉑Bender(ベンダー)

ななめのろくぼくみたいなやつ

湾曲したろくぼくのようなものを登るのですが、これ、最初のバーが女性からすると結構高い!
私はジャンプしないと届かないのですが、手をかけてしまえばそのまま足をひっかけられるので

焦らずゆっくり登ってください
乗り越えたら気を付けるのは降りるとき。両手でぶら下がってゆっくり着地します

ココも着地の時に気を付けないと足を攣るので、気を付けてください!
私は今回登るとき、足から力が抜けた瞬間に足を攣りかけたので、登りながら必死で持ちこたえました

㉒Tyrolean Traverse(チロリアントラバース)

綱渡り!

でたー!!!これがかの有名な!チロリアン!!
この障害物は21キロからしか出てこないので、新潟でしか出会えないレア障害物。
ずっと挑戦したかった私はテンションがあがります

これ、、、なんと、、、クリアしました!!わー!!!(拍手)

ぶら下がりだと握力がやられてしまうなと思ったので、ロープの上に乗るタイプでスタート。
右足のつま先をロープにかけ、左足はのばしてバランスを取りながら進み、あと少しのところでバランスを崩して身体が反転してしまいました!
そこからなんとか踏ん張り、握力がなくなっていたので肘でロープにぶら下がったまま進み、見事鐘を鳴らすことができました!!

初挑戦で初クリアができたので、一つ報われた気持ちになりました

負傷注意!
これは完全に私がアホだったのですが、暑くてお腹を出したまま進んでしまい、途中でお腹の皮膚が摩擦で削れていることに気が付いたのですが直すと落ちてしまうので、そのまま進み、お腹を負傷してしまいました・・・
暑さとの戦いにはなると思いますが、露出が高い服装で参戦してしまうと、ロープ系は摩擦で負傷する可能性があるので気を付けてください

㉓Twister(ツイスター)

激ムズ回るうんてい

「写真撮り忘れました!!!」
すみません・・・
後日見つかったら上げます。

この障害物は永遠にクリアできる気がしない、私の課題です。
持ち手が回るようになっているうんてい系の種目なのですが、これは10kmのSUPERのコースから出現する障害物です。5kmのSPRINTには出てきません。

今回も三個目くらいで持ち手が掴めず落下、惜しくもペナルティループとなりました。
しかもここ、ツイスターのペナルティループが一番キツかった気がしませんか!?
かなりの勾配のある坂道がループのルートとなっていて、折り返しの頂上で休んでいる人がいっぱい居ました。
いつかクリアしてみたいです・・・

㉔Armer(アーマー)

持ち手がついた石球を運ぶ

こちらも重量系の種目なので男性が右側の黒、女性が左の赤です。
Atlas carryの球に持ち手がついた感じです。
私は足が短いからなのか、持ち手があるよりアトラスのほうがやりやすかったです。
これもAtlas carryの時の運び方を参考にして、持ち上げてから足を閉じて太ももの上に少し乗せながら、膝下だけ動かして進みました。
足を開いて足の真ん中にぶら下げて進もうとしましたが、遠心力で球が動いてしまい運びずらかったので、一瞬で運び方を変更しました。

㉕7ft wall(7フィートウォール)

7ft = 210cmくらいの板の壁

2メートルを超える壁を乗り越える機会なんて、そうそうないですよね
ほんとに楽しい・・・
女性は赤い板を足掛けにすることが可能です!
少し走ってから足をかけて壁に飛び乗って、手さえかかれば乗り越えられるので、足攣りに注意して慎重にトライしましょう。

㉖8ft wall(8フィートウォール)

8ft = 240cmくらいの板の壁

7フィートでも既に高いと思っていたのにさらに!!

BEASTで一番高い壁、8ft wall。240cmくらいですって!!私は手を伸ばしても絶対届かないですね
ジャンプするしかありません。
これも女性は赤い板に足をかけていいので、めいっぱい使わせてもらいました。
タンタン!と二個足をかけて手をかけ、クリア。
もはや降りるときも困るくらいの高さなので慎重にぶら下がってからストンと落ちました。無事でした。

㉗Jerry can carry(ジェリー缶キャリー)

水が入った袋を運ぶ

最後の最後でこれか・・・!うわあ~!
となるジェリー缶キャリー。キツすぎて阿保すぎて笑ってしまいました

男性は2個持ち運ばないといけないのですが、(マジでキツそうでした)
女性は1個でいいので比較的楽です。
アトラスキャリーの時のように両腕で抱っこする形で運びました。

男性たちは「ウワーッ!」とか「ウガアッ!!」とか雄叫びをあげながら運んでいて、本当にキツそうでした

㉘Stairway to sparta(ステイウェイトゥースパルタ)

壁+ろくぼく みたいなやつ

ジェリー缶キャリーで追い込まれたあとのこれはキツイ。。。
最後の力を振り絞ってジャンプ!
板に足をかけて蹴り上げてもいいと思います
板の上に手さえかかってしまえばあとは足を持ち上げてひっかければ登れます。
ただ、ジャンプして足から力が抜けた瞬間に足を攣るので本当に気を付けて・・・

足攣り注意!
重いものを運んだあとのジャンプは、まじで攣る!!
これは私も何回も攣りそうになっているので本当に気を付けてください

㉙Slip wall(スリップウォール)

滑り台逆から登るみたいなやつ

一気に駆け上がりたいところですが、余裕がある人はいいと思います。

私は怪我をしたくなかったので大人しく、勢いをつけずに下からロープを掴んでゆっくり歩いて登りました。
板の角度と身体が垂直になるように、上半身を起こして登るとやりやすいと思います。
降りるときは直線になっている支柱を見つけて、身体の向きを反転させず前を向いたまま、すべり台方式で下までおりました。

㉚Fire jump(ファイアージャンプ)

お決まり、最後の障害物!

燃え盛る炎を飛び越えてフィニッシュ!
お疲れさまでした!!

足攣り注意!
実はここも、最大の足攣りポイント
ジャンプと着地、足攣りハッピーセットみたいな組み合わせの動きになりますので、
最後の最後で怪我をしないように、少し用心して最後のジャンプを終えるようにしてください
家に帰るまでがスパルタン!AROO!
足攣りにはコレ!みんな持ってるコムレケア

始めてトレランの練習会に行ったとき、ランナーの皆さんが「コムレケア持ってる!?」と言っているのを聞いて「ナニ!?呪文!?」と思ったコレ。攣りはじめてから飲んでもすぐに効く足攣りの救世主。これはゼリーですが錠剤もあります。

今回のスパルタンのまとめ・感想

今回初めてのスパルタンBEAST、2年前では5キロのコースで4時間くらいかかっていたので、
今回21キロをやり切ったのが信じられません。
まだまだタイムは遅いですが、無理しすぎず最後までやり抜けて本当によかったです

I’m spartan!!!

今回本当に気温が高く、熱中症でDNFした人も多かったそうで
無事ゴールにたどり着けただけでも良しとしようと思います。
今回のブログでは障害物の紹介に努めましたが、新潟はとにかくコースの傾斜がすごいので、山に慣れていない人は障害物に辿り着くまでの本当の障害物、傾斜にやられたのではないでしょうか。
ここで終わりか・・・?と思ったらまた目の前に立ちはだかる傾斜。最初の障害物が現れるまでに最早心が折れそうになったのは私だけではないはず。

コースの紹介や持ち物など、まだまだ語り切れていない部分はまた別の記事にまとめようと思います。

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
また会いましょう!AROO!!

スパルタン沖縄、エントリー受付中!
12/14(土) 5KM SPRINT / 10KM SUPER

スパルタン沖縄
(私は出場しませんが、、、年内最後のスパルタンは現在エントリー受付中です)
 
 

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